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ワンデイステップアップキャンプレポート
Kis岸正美スノーボードスクール主催の
ワンデイステップアップキャンプに参加させていただきました。

まずは、開催直前ギリギリに参加をお願いしたにも関わらず、
参加を快諾してくださったKishyさんに感謝いたします。

さて、さっそく内容に入っていきますが、
こうしたキャンプに参加されるかたは、
もう普通にスキー場を気持ち良く滑ることができるレベルなので、
レッスンに求めるものはディープでコアなものになってきます。

ゲレンデに出る前にKishyさんが、
「今回何を学びたいですか?」
というようなことを一人一人に問われたのですが、
皆さんそれぞれ表現は違うものの、
ポジショニングに関することがほとんどでした。

そして、今回のキャンプのテーマ
「切り替え」
です。

切り替えって、ターンとターンの間のパートだから
何か地味な印象がありますよね。
でも、レースなんかではここでの走りがタイムに響いてくるし、
レースじゃなくても、ここを上手くコントロールしなければ、
あとの谷回りから山回りにかけてそのしわ寄せが来るので、
かなり重要なパートなのであります。

で、その切り替えを意識する為に取り組んだのが
「斜滑降」
です。

斜滑降って、普段意識してますか?
ショートやミドルではまず意識しなかったでしょうし、
ロングでも、大きなターンとターンを繋ぐという意識があって、
直線的な斜滑降は頭の中から消えてたんじゃないでしょうか?
(少なくとも自分はそうでした)

でもこれを意識するとしないとで、滑りが全然変わってくるんです。
以下、自分の備忘録を兼ねて書き出してみます。

2012012301.jpg

■斜滑降
まずは「普通に」斜滑降してみます。トウサイド、ヒールサイド
それぞれやりますが、自分のヒールサイド、
進行方向に迎え角を作ったままズラして滑っていってしまい、
「あくせるさ~ん、それ斜めサイドスリップです。斜滑降じゃなーい」
と指摘をいただくことになりました。
きちんと角づけをして、エッジに乗って、ズレを伴わず、
板のトップが進む方向に向いてこそが本当の斜滑降、ですね。

■角づけを緩めた斜滑降
さて、「普通の」斜滑降から角づけを緩めたらどうなると思います?
はい、軌道が変わっても、やはり斜滑降していくのが正解です。
ここで板が回っていったらやりかたが間違っています。
自分がその、間違った生徒でした(^^)

「角づけを緩める」という言葉から、「足首の緊張を緩める」と
ダメなんです。これが自分の間違っていたところ。
角づけを緩めて、かつ、エッジが切り替わらないところに居るには
足首の緊張と踏みしめる感覚をしっかり持たないとダメなんです。
思えば昨シーズン、初めてこちらのスクールであっこ先生に、
「切り替えのときに切り替えずにガマンして進む練習」
ってのを教わったのですが、あぁこのことだったんだぁと納得(^^)

足首の緊張と言えば余談ですが、ハードブーツ履いてる人で
足首の緊張を意識しない人も結構居るんじゃないでしょうか?
足の甲も足首もガチガチに固められたハードブーツであっても、
足首の緊張は常に意識しておくことが必要なんですね。
そうでなければ、スネでブーツのタンを押したり、
ブーツの背中側に寄りかかった滑りになってしまいます。
ハードブーツ履いてても、ソフトブーツを履いてるつもりで
足首の緊張、動作を常に意識しよう、と自分は思ってます。

■角づけを緩めたときのポジショニング
角づけを緩めて板がフラット(に近い)状態になったとき、
つまり、「板が」ニュートラル(近く)になったとき、
果たして自分の体はどうなっているべきでしょう?
当然、体もニュートラルになっていなければなりませんが、
自分はここで悪い癖が出て、頭が谷側に入って腰が山側に残る、
ターン中で言えば内倒のような状態になってました。
でもこれだと、板はニュートラルだけど体はニュートラルじゃない、
変な状態でバランス取ってるんですね。そこで...

■立ち上がって「気をつけ」の姿勢
Kishyさんからいただいたアドバイスが
「立ち上がるときに『気をつけ』の姿勢をとる」
というもの。
さてここで、普段の生活でお辞儀することを考えてみます。
頭を前のほうに下げると(お辞儀すると)
お尻(腰)は後に出て行きますよね。
そして、「気をつけ」をすると、頭もお尻も元の位置に戻りますね。
これを立ち上がり動作でやってください、とのことで、
やってみると、はい、板の上に腰が戻ってきます。
「おぉ!そうかぁ」って、実に不思議でおもしろい(^^)

■エッジの切り替えを意識する
ここからエッジを切り替えることを考えていきます。
立ち上がるときに、山側のエッジから谷側のエッジまでの
ほんの僅かな移動距離、これを意識します。
腰を山側からヨッコイショと谷側に運ぶんじゃないんです。
山エッジから谷エッジに少しだけ移動して乗り移る感覚です。

ここで大事なことがもうひとつ。
もし迎え角を作ってズレを伴いながら滑っていたとしたら、
谷エッジに乗り移った瞬間に逆エッジで吹っ飛ばされます。
正しい斜滑降を最初にやったのは、そのためもあるんですね。

■板を落としていく
谷エッジに乗る際、真上に立ち上がったのではダメ。
板のトップを重くしていくことにより
板がフォールライン方向に落ちていきます。
斜度に前肩の角度を合わせていくことにより、
重心が前に寄り、板のトップが重くなってフォールラインに向かい、
かつ、自分の体も遅れないんですね。

■直滑降を少し続ける
板がフォールラインを向いてもすぐに山回りに入らず、
直滑降の状態を3秒ほど続ける練習。
これ、スピードがつくんで最初ちょっと怖かったんですが、
焦って板を回そうとする気持ちをリセットする良い練習です。
また、この部分で落差を感じることもできるんですね。

■直滑降でフラットに踏む練習
これ、意外と難しいですよ。
板がフラットな状態で、どちらのエッジにもかからないように
上下動を繰り返して圧を掛ける練習です。

■直滑降で左右のエッジに交互に乗って踏む練習
これも難しいんです。
イイカゲンにやったら、エッジに乗って踏んだ瞬間に板がズレて回ります。
上手くやれば、左右のエッジによる溝の跡が交互に残ります。

■斜滑降→角づけ緩める&エッジ切り替え3秒→直滑降3秒→山まわり3秒
あえて各パートを時間を取って確認しながら繋げます。
ここで忘れがちなのが斜度に対する体の位置。
斜度に合わせて遅れないように体を運ぶのが大切です。

■山回りでカウンターローテーションをあてない
これは自分に対しての指摘なんですが、
トウサイドターンで、板は山回りを続けようとしてるのに、
右手(後ろ手)が体の前に回ってきてるので、
板の行きたい方向を自らブロックしてしまってました。

■斜滑降→角づけ緩める&エッジ切り替え→山回り→斜滑降
(以降繰り返し)
今度は各パートで待たずに滑らかに繋いでいきます。
エッジが替わってフォールラインが見え始めたら踏んでいき、
山回りから斜滑降のラインが見えたら角づけを緩めるなど、
常に先を見て考えながら動作していきます。


さて、ここまで長々と読んでいただいて、「谷回りは?」
と思いましたか?
おそらく読んでいただいて判ったかと思いますが、
迎え角を作らない正しい斜滑降から角づけを緩めてエッジを替えて、
ってところで、ズレのない、所謂「上級者のノーズドロップ」で
ちゃんと谷回りも形成されてるんですね。

実際、他のキャンパーの滑りを見てると(自分のは見えないからね)
各パートを意識しながらそれを繋いだ滑りをしているのに、
外からはそれを意識させない、スムーズなロングターンになってるんです。
これはホント、マジックでも見てるのかと思うくらい不思議。
正にKishyマジックでした。

最後はキャンパー全員がKishyさんとハイファイブして終了。
レッスン開始前「今日は斜滑降しかしません」と言われて、
本当にそのとおりのレッスンだったのですが、
全く飽きることなく、いつのまにか時間が経ってしまって
「えぇ?もうおしまいなの?もっとやりたい!」
と思うような素晴らしい内容でした。

その後の自主練では、切り替えのパートをあえて長く取って、
その部分でポジションも高くして滑ってみましたが、
スピードはかなり出てるのに足元の不安定感や恐怖感が出ない。
これは、足首を緊張させてしっかり踏んでるからだと思います。
切り替えでは「抜重」という言葉に惑わされて、
ポンッと上に圧力を抜いてしまう人が多いですが、
実際はそこではしっかり足元を踏みしめないといけなんです。
(ベーシックカーブではね)
雪面に対する圧力が完全に抜けるということは、
雪面に全く働きかけをしていない、
イコール、自分でコントロールしていないということなんですね。


言葉でたくさん書いても伝わることはほんの少しかもしれませんし、
実際に雪の上で教わることに勝るものはありません。
この内容は、字面だけ見ると、初心者が最初に通る、
「斜滑降」→「ノーズドロップ」→「山回り」
と同じものに思えるかもしれませんが、
内容は初心者のためのそれとは全く異なるものです。

自分は今までいろいろなスクールでレッスンを受け、
それぞれの場所でいい経験をさせてもらってきましたが、
こちらのスクールのレッスン内容は
オリジナリティに溢れた素晴らしいものがあります。
自分がこちらのスクールを強力に推す理由はそこにあります。
レッスンを受ける側に目的意識があれば必ず応えてくれるので
機会があれば門を叩かれることをオススメします。

ご指導くださったKishyさん、ありがとうございました。
ともに滑って学んだキャンパーのHさん、Tさん、タッキーさん、タカ、
お互いにがんばりましょねー(^^)

2012012302.jpg
数々のビデオや本の中でしか見られなかった、雲の上の存在の人に
こうしてレッスンしてもらえる日が来るなんて、未だに信じられません(^^)
コメント
この記事へのコメント
やっぱりスクールは色々なき気づきが有るのですね。

先々週あくせるさんに撮っていただいた動画のバックサイドがヘタ。涙
今週は、土日に爺行きますのでスクール入りしょうかな・・

今シーズンは5年ぶりぐらいにセッティング地獄にハマってます。カント増えました。体力の衰えと関節の固さ・・たぶん歳のせいです。涙
2012/01/23(月) 19:51:22 | URL | Y谷 #-[ 編集]
Y谷さん>
そうなんですよー。気付かされることがいっぱいです(^^)

Y谷さんにしても他の爺のお仲間にしても、(僭越ながら自分も)
もう知人・友人にアドバイスしてもらえば済む段階は過ぎてるんで、
さらに上を目指すなら、必然的にそこから先は
スクールでイントラのかたに見ていただくことになるんですよね。

そして指針を示してもらったり、課題を与えてもらったりと、
得る物が多いのが実にありがたいです。

セッティング地獄、自分も経験あるんでわかります(^^)
自分の場合は一旦全てフラットに戻して、
スタンスは板の推奨値、アングルは板のワイズに合わせて
トウとヒールでちゃんと両サイドが踏める角度に、
カントとリフトはその状態でいちばん居心地がいい角度と高さに、
って感じで合わせました。
今季は昨季と比べて、アングル以外全て変わったんですが、
上手い具合にしっくりきてるんでホッとしてます。
いや、自分はそのへんがイイカゲンなのかもです(^^)
2012/01/23(月) 20:22:17 | URL | あくせる #2ya7jnyc[ 編集]
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